本文へ移動

理事長あいさつ

理事長あいさつ

 この度、私は令和4年4月1日より医療法人徳真会 真岡病院の理事長に就任いたしました。
 
 当院は昭和55年5月19日に現 名誉理事長である斎藤鉄男が開院し、以後40年以上にわたって地域医療に携わってまいりました。
 親切・正確・迅速を就業の心得として、医師、看護師、薬剤師をはじめとするすべてのスタッフが患者さまとの温かい心のふれあいを大切に、地域の皆さまにとって心の支えとなる医療機関を目指して、日々精進をしております。
 外来では一般診療、人工透析をはじめとして、人間ドックや脳ドック、特定健康診断といった検診を担い、入院としては一般病棟60床、療養病棟60床、計120床により急性期から慢性期までの切れ目ない診療を行っております。
 これまで最先端の医療技術や設備を取り入れ、質の高い医療を提供することに取り組んでまいりました。特に、開院当初から中心としている人工透析医療では近隣地域での必要性を感じていた斎藤名誉理事長が導入して以来、多くの患者さまを診療させていただいております。患者さまには温かく、親切な対応を心がけ、安心して治療を受けていただけるように努めています。
 近年は医療の高度化・専門化が進む一方で、複数の疾患を抱えている高齢者の方々も増えております。地域の皆様の健康に貢献するためには先進医療・急性期治療の提供だけでなく、総合的診療あるいは慢性期医療といった社会的課題のためにも地域の医療機関の皆さま方と協力しつつ、介護・福祉施設との連携を強めていくこともますます重要となっていると考えております。
 当院ではそのような状況に対応するべく、平成5年12月に「介護老人保健施設 わたのみ荘」を開設し、また令和元年5月には真岡市と隣接する益子町に「ましこ令和クリニック」を開院しました。これからも真岡病院・わたのみ荘・ましこ令和クリニックとが互いに連携し、それぞれの役割を織りなすことにより、患者さま・利用者さまに寄り添った医療を提供するためにより安心な、より信頼される医療機関を目指し研鑽してまいります。
 令和2年より広まった新型コロナウイルス感染症の流行にも当院では、地域の皆さまの不安を少しでも取り除けられますよう、発熱外来を設置して検査・診療を行ってまいりました。検査には委託検査機関による高精度のPCR検査のみならず、院内でもPCR検査にほぼ匹敵する精度ながら十数分で判定可能な検査機器を導入し診療しております。さらに外来のみならず、保健所からの要請による入院治療にも積極的に対応してまいりました。透析患者さまに対応可能なコロナ診療施設としての役割を担ってきたと自負しております。5類感染症に移行したのちも引き続き積極的に対応していく所存です。
 改めて関係の皆さまのご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

医療法人徳真会真岡病院
理事長 横田 徳継
TOPへ戻る